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Books


海辺のカフカ

2011.07.12  *Edit 

巷では未だに人気だし、好きなカテゴリに入ってるのか気になってはいた。
フランツ・カフカに関連ないとは思ってたけどタイトルがカフカで気になってた。

私はホントに好きなものほど感想は言えないと思う。タルコフスキーや黒澤監督映画やフランツ・カフカの
感想は言えない。

好きなものでも何がいいのかはあるけど、ほとんどフィーリングの方が大きいから何がだめってことがいえない。
このタイプの映画はだめで、ここがだめだからもっとこうした方がいいって言える人もいるかもしれないけど、
フィーリングだと何がだめっていえないんだと思う。それは愛に近く恋は盲目というように・・・。

だからフランツ・カフカの本を読んだけど感想は書いたことがないし書けないと思う。
だけどこの本については書こうと思う。


海辺のカフカ 全2巻 完結セット (新潮文庫)海辺のカフカ 全2巻 完結セット (新潮文庫)
(2010/11/05)
村上 春樹

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全体的におもしろかったけど、不思議な本。
嫌いじゃないけど、好きになれない。
こういうのだったら、児童書か哲学を中心としたソフィーの世界の本がいい。
この本はどっちつかずだと思う。児童書にもならないし、青年向きだと思う。。
内容も過去に読んだ事あるような色んなジャンルの本がつぎあわさってる感じだった。
でもこれを読んで漫画にしたら絶対おもしろいと思ったから、余暇の合間に漫画にしたいと思った。

そんな感じで気になったのが、近親相姦をなんで取り上げるかが疑問だった。ノアの箱舟とか、人類を絶えさないという目的ならともかく、親子でもずっと一緒に住んでないから、親子という感じにはならないと思うけど、親子なのか疑惑のまま行われるのが何を意味しているのか疑問だった。
だけど自分がカフカだったら、母親かわからない疑惑なままな人と性的な関係を持ちたい気持ちがわかる気がする。でも母親の気持ちだったら息子となんてありえないでしょう。息子かなんかわからないけど、子どもとなんてありえないから、それが理解できなかった。カフカは母親の元恋人の生まれ変わりかと思った。

ホシノくんの登場は、よかった。ホシノくんがいなかったらしけてた。ホシノくんがだめな人間の象徴で変わる様が描かれている。主人公よりも主人公かもしれない。ホシノくんの人間性については納得いく部分があって、トラブルの時逃げ回って、つぎの居場所を見つけてもまた同じ問題になって逃げる。その繰り返し。グルグル同じところを回っている。

つい最近勉強会でこういう話になった。
人は、みんな同じ悩みを抱えていて、その解決のために、違うところにいっても、また同じ問題にぶつかる。それがグルグル輪廻のように繰り返される。
それと、人は、周りが自分と同じレベルの人と親しくなる事が多い。類は類をよぶというように。それも輪廻のように同じような人達のメンバーでグルグルまわる。
前者の問題解決のためには、受け入れ考え方を変える事、そうしたら同じ問題にぶつかる事はない。そして今までよりもっとレベルの高い所に行きその人達と付き合いたいとなったら、そのためには努力し、自分を信じる事といってた。

ホシノくんは、問題から逃げようとしたが、ナカタさんと出会って変わり、自分で問題を解決していった。それが自分に自信がつくことになる。
カフカも同じで、自分で問題を解決し誘惑を振り切り
最後は自分を信じて生きる道を選んだ。

家出から始まった旅のこうした人との出会いっていいなと思った。ホシノくんもナカタさんもカフカも旅して出会って変わった。人生が変わるような旅・・・。
旅したら知らない人と出会わないとつまらないよね。


最後になるけど、本の中に
大島さんが出てきて、ちょっとカッコいいなーなんて思ってたら女性だったのショックで↓
その大島さん曰く「この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。」
私もそれは共感してる。以前ブログに書いたけどメイプルソープの写真は退屈だけど好きっていうのは、飽きないって意味なのだ。それはとても普遍的だから。



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